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ふぉーりん・あとにーの憂鬱

　弁護士の 47th さんのブログです。 47th さんのご帰国に伴い、 2006 年 11 月、終了しました。法学にも経済学にも興味がなかった僕がそれらに興味を持つきっかけを与えてくれました。僕は以前、法学ってなんか胡散臭いんだよなー、と思っていましたが、このブログを読んで徐々に考えが変わりました。とくに、「司法の『尊厳』 〜 国籍条項最高裁判決のもたらしたもの」や「『法』への幻想」 (intro)、(1)、(2)、(3)、(番外編) などで繰り返し書かれている、「法は物事の善悪を決めるほど偉くはない」という主張に触れて、今まで胡散臭いと思っていた理由が「僕が法に求めていた役割 (幻想)」と「実際に法がすること」の間のギャップにあることに気付き、目の覚める思いがしました。拙文「法に対する不信感」もご覧ください。

　読んでいてなるほどと思うことがいろいろあり、コメント欄に感想を書こうかと思うこともあったのですが、結局面倒だったり恥ずかしかったりして書きませんでした。しかし、あちこちの高校で必修科目である世界史の授業が行われていなかったことに関するエントリ「『必修』科目の幻想」を読んで、聞いてみたい質問があったので、初めてコメントを書いてみました。エントリとコメントで高水準の議論が行われている中、「興味がある」程度の素人がコメントして恥を書くことになりはしないかと少し迷いましたが、質問したいことを質問して恥をかくなら仕方ないやと。つたない言葉の質問に丁寧なお返事をいただき、考えがだいぶ整理されたので、非常に感謝しています。

趣味の Web デザイン > Lecture

　徳保隆夫さんによる、趣味でウェブサイトを構築・運営することに関するいろいろな文章です。特に何度も触れられているのが、ウェブサイト運営の目的をよく考えることの重要性 (例: アクセス向上を考える > 企画篇) と、サイトの作成と更新を楽にするための HTML と CSS の使用法 (例: ウェブサイト作成入門講座、“いろは”の先の CSS)。ほかに特に勉強になった記事は、 CSS デザインにどこまでこだわるか です。

eso aparte

　kera さんのウェブコミックのサイトです。なお、 eso aparte はスペイン語で「それはさておき」という意味です。

　それはさておき、中学生の兄妹の日常を描いた漫画『ぱえりあ』が好きです。兄の真樹はいつも直感で動いているのに、時々鋭い。妹の実樹は兄におちょくられたり勝手に空回りしたりして一杯一杯なのに、不思議と楽しそう。

　ブログの中で読める Web 拍手コメントとそのお返事が一部大変楽しいです。ここでもコメントを書こうかなと思ってから半年ほどかかりましたが、一部エントリにコメントを書いています。本を買わないでタダで読める漫画だけ読んでいるくせに、以前は「アンチ朋子」「アンチ絵梨」など kera さんと一部読者に喧嘩を売るようなハンドルでコメントを書いていましたが、 fcp という変名を決めてからは fcp の名前で書いています。もしかしてお気を悪くされた朋子ファン・絵梨ファンな人がいたら、彼女らのどこが良いのか教えてください。徹底的に議論しましょう (笑)。拙文「橿原実樹の災難」もどうぞ。

Spice Organic

　スパイスさんのサイトです。魔法使いの少年が人を襲う魔物と戦いながら魔法と魔物の謎に迫るファンタジー小説『界境楼門』が読めます。アクションあり、ユーモアあり、そして何より出会いや別れ、友情や孤独、様々な人間活動が一つの物語を織り成していきます。文章は映像的でわかりやすく、物語の世界に簡単に入っていくことができます。

　僕がこの小説のどこが好きかについて、詳しくはファンタジー小説『界境楼門』の魅力をご覧ください。僕がこの小説に感じる魅力が伝わるかどうかはともかく、僕がこの小説が好きだってことだけは伝わると思います。好きなものについて、どうして好きかを説明しようとすると非論理的で説得力ゼロというのは、よくあることですよね (言い訳)。

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